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レーシングドライバー麻生裕二

イタリアでのレース生活

イタリアの経験第2弾。今回は「ちょっとレース偏」です。
レーシングドライバー麻生裕二 イタリアでのレース生活
イタリア、それはフェラーリ発祥の地である。
モータースポーツの歴史も長く、多くののF1ドライバーを輩出している。
僕の入学した 「ヘンリー・モロー・レーシングスクール」 、このレーシングスクールからも多くのF1ドライバーを輩出している。

そんなレーシングスクールに入学した。
使用するマシンは、 「フォーミュラ・フォード」 (日本でのFJ1600にあたる)。
海外では入門カテゴリーとして有名である。
その名の通り、フォードのエンジンを搭載したワンメイクカテゴリー。

クルマの前後にF1のようなウィング(はね)はない。
何故ないのか?
入門カテゴリーとは、マシンの挙動や操作を覚える場である。
ウィングのないクルマは、ダウンフォースが発生せずコーナーは安定しない。
安定しないクルマの挙動を覚え、それを限界点で操作することでマシンコントロールを上達させていく。
ここでクルマの操作を覚えれば、上のクラスへステップアップした時も、難なく乗りこなすことができる。

レーシングスクールは、マシンの操作方法→ブレーキング→ヒールアンド・トゥー→コーナリング(ライン取り)→周回といったようなカリキュラムで進んでいく。
各コーナーにはインストラクターが生徒の走りをチェック、アドバイスをする。
これが終わるとレースデビュー。

僕のレースデビューは、なかなか自分の力を発揮できなかった。と
いうか、緊張から来るものなのだろう。
完走はしたが満足いくものではなかった。

イモラのレース。
イモラというサーキットは面白い。
勾配はあり、高速コーナーあり、チャレンジしがいのあるサーキットだった。

そして、クロアチアへの遠征、ここは面白かった。
すごく良い経験をした。
思っていたよりも町はきれいだった。
物価は安く、イタリア人はバカンスでよく来るらしい。
泊まったホテルは5つ星、でも安かった。
サーキットの施設は整備が行き届いておらず、ひどかった。

こんな感じで各地に遠征したのだが、日本では味わえないようなことだと思った。
いろいろ楽しみはあるのだが、一番の楽しみは食!
その地方それぞれの料理、これはかなり楽しみであった。

例えば海の近くであれば、魚介類のパスタ。
そして、魚介類のサラダ。
他の地方では肉やピザ、生ハム、チーズも美味しかった。
レース以外でリラックスできる楽しい一時だと思う。

サーキットでの雰囲気は、明るいオープンな感じであった。
特に、日本人は僕一人だけだったので、珍しがって見られた覚えがある。

チケットの値段は、日本よりは安い。
日本のチケットの高さは異常である。
小さいカテゴリーでも結構高い。
もっと安く多くの人にレースに興味を持ってもらえるように、安くして欲しい。
せっかく皆遠くまで見に来てくれているのに、交通費だけでもバカにならないのに、さらに取られてはたまらない。

 

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