ここまでLMP2クラス2連勝中のチームエイムスポーツ。
第3戦目の舞台は梅雨空が続く栃木県ツインリンクもてぎ。
昨年このサーキットでは、残り45分というところまで総合1位を走行しながら、エンジンブローにより無念のリタイアを喫した。
その意味でも、リベンジを果たすべくドライバー及びスタッフはそれぞれの思いを胸にレースを迎えることとなった。

7月22日(日)決勝 LMP2クラス2位 総合5位
この週末、天候は常に不安定な状態だった。
決勝当日の予報は曇り。
しかし午前中に行われたフリー走行では霧雨が降り続き、路面は完全なウェットコンディションとなった。
ウェットコンディションでのドライブはかなりの神経と集中力を必要とする。
レースは12時からのスタートとなり、天候の回復を願うばかりであった。
レース30分前、霧雨もやみ天候は曇り、湿気が多くかなり蒸し暑い。
路面はハーフウェットだが、各チームはドライタイヤを選択してのスタートとなった。
我々のチームは予選クラス2位、総合4位というグリッドを獲得し決勝レースに挑む。
スタートドライバーは松下選手。
松下選手は序盤、同クラスのマシンをパスしクラス1位、総合3位と順位を上げる。
マシンの調子も良いようで、安定したラップタイムで周回を重ねる。
2番手は私がドライブすることになる。
私がドライブする頃になると晴れ間も広がり、更に暑さが増す。
サーキット内で放送されているモニターには、「水分補給しましょう。熱中症に注意してください。」という字幕。
もちろん観客に対しての言葉であろうが、これからドライブする私にとっては辛い言葉である。
そしてドライバー交代を行い私のドライブが始まる。
テレビのコメント通り、水分補給をしながらの走行となる。
レース中盤になると他のマシンがスピンして出した砂利やタイヤカスなどで路面は汚れ、非常に滑りやすい状況となる。
更に耐久レースはエンジンやブレーキにかなりの負担がかかるので、エンジン回転をあまり上げずにブレーキを労わりながらの走行となった。
そんな中で暑さとも戦いながらドライブに集中し、安定したラップタイムで順位をキープし次のドライバーへ。

私から3番手の富沢選手へと交代する。
残り1時間半となったところで、富澤選手からピットに無線がとぶ。
「エンジンの調子がおかしい」
そして緊急ピットインを余儀なくされてしまう。
ふと昨年のことを思い出してしまう、「またなのか」と。
スタッフが必死に原因を探す。
しかし、なかなか原因が見つからない。
この時間は本当に長く感じる。
そして何十分か経過してやっと原因が見つかる。
電気系のトラブルで、パーツを交換して再びコースへ。
本当にちょっとしたパーツが壊れただけなのだが・・・・
このトラブルでクラス2位、総合でも6位まで順位を落としてしまう。
コース復帰してからは、快調にペースを上げ前の車を追い上げる。
なんとか総合5位に順位を上げたものの、結局クラスでは2位という順位でチェッカーを受けることとなった。
結果: 6:01'25.348 162Lap LMP2 クラス2位 総合5位
我々にとってもてぎでのレースは、非常に厳しいものとなるようだ。
しかし昨年と比べ耐久レースを熟知したチームは、マシンをゴールまで持っていくという術を身に付けたように思う。
何が起きてもおかしくないのが耐久レース。
最後まで諦めずにマシンを修復しゴールまで運んだチームは素晴らしいと思うし、このようなチームの頑張りで再びコースへマシンを送り出すことができるのが耐久レースの魅力でもあるように思う。
最後まで諦めなかったチームに感謝したい。
ちなみに私はマシンから降りた後、頭痛になってしまった。
熱中症になったみたいだ。
それだけ夏のレースはマシンにもドライバーにも過酷だということなのかもしれない。
次戦は少しインターバルをおいて10月28日、岡山国際サーキットでの最終戦となる。
この最終戦でチャンピオンが決定する。
今回も応援、ご協力ありがとうございました。
次回の岡山で必ずチャンピオンを獲得し、皆さんの期待に応えたいと思います。
今後とも応援、ご協力の程よろしくお願い致します。

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